フルカーボンエアロディスクロード YOELEO R12 に1年間乗ってみた感想

Team MASAの齋木雅洋です。

ロードバイク歴としては6年ぐらいで、競技ベースのトレーニング歴は3年程度で、脚質としてはTTスペシャリスト、スプリンターで、平坦基調のコースを得意としています。

ロードバイクチーム、TEAM MASAを結成し首都圏のメッカである大井埠頭を拠点に活動しています。

チームではレースに出るメンバーを徹底的に鍛え上げるトレーナー的な位置付けです。チームメンバーはエンデューロやクリテリウムで優勝や上位入賞など結果を残しており強いチームになっていっています。

今日は、YOELEO R12 に約1年、距離としては2万キロオーバーを乗ったので、その感想を話してみたいと思います。

■インプレッション

・重量

まず、車体重量についですが、 コンポーネントがアルテグラDi2、ホイールは前後50㎜ハイトのディープリム仕様でペダルレスで7.88㎏。 エアロフレームでディスクブレーキ、ディープリム仕様としては、軽い部類に入ると思います。 各ロードバイクメーカーの出すハイエンドモデルに近い軽さを実現できています。 コンポーネントをデュラエースで組めば更に軽量化が可能ですね。

・デザイン

デザインについてですが、エアロを追求していくと結果このようなデザインになるためか、TREXのマドンやピナレロのF12などに似た形状で今流行りのスタイルになっていて気に入りました。 また、ケーブル類がすべてフレームに完全内装されているのですごくすっきりした外観です。 カラーバリエーションも豊富に用意されていて、更にカスタムカラーも可能なようです。自分が乗っているのはライトニングイエローで色合いが鮮やかで塗装の仕上がりも良いと思います。

・ホイール

ホイールは、YOELEO SAT C50ディスクブレーキ対応ホイールセットを使ってみました。このホイールは、カーボンリムでハブがDT Swiss 350、ハイトが50mmという仕様で、これにコンチネンタルのグランプリ5000の28Cタイヤを履いていました。 このホイールは回転が非常にスムーズで、50キロを超える高い速度で走っている状況において強い向かい風や横風などを受けても風切音なども無く空力的にも優れていると感じました。 横風の影響も受けにくいので、風の強い日でもディープリムであることを気にせず使るところが良いと思います。

・車体トータルでのインプレッション

車体トータルとしては、パワーをかければそれをフレームがしっかり受け止め、前に進む力に無駄なく変換してくれる乗り味です。しっかりエアロフォームをとって踏み込んでいくと向かい風であっても風を切ってどんどん加速していくので、空力性能としてはTTバイクのような感覚がします。とはいえ、ハンドリング性能も優れていて思うままの機敏な動きができるので、コーナリングでもしっかり狙ったラインをトレースできます。乗っていて非常に楽しいバイクです。 レベルが高いメンバーの集まるチーム練でも、特に高速巡行ではかなりのアドバンテージを感じました。このアドバンテージを利用して単独逃げなどが決まったりと、とにかく戦闘力が高いです。

また、最後の勝負となるスプリントも1300wを超えるパワーで踏んでも高い剛性でしっかり受け止めてしっかりと加速してくれるので非常に速度の乗りが良いです。特にフロント周辺やBB周りの剛性が非常に高いので思い切り踏んでも車体のよじれる感じがありません。 クリテリウムやタイムトライアル、エンデューロなどのレースで高い戦闘力を発揮できるマシンだと思います。

優れたエアロ性能と高い剛性があるので特にパワーのあるスプリンターには最高のマシンだと思います。

トータルバランスとしては、剛性が高いしっかりしたフレームだけではがちがちになってしまいますが、それに独自設計のカーボンのステム一体形成ハンドルやカーボンシートポスト、カーボンホイールに28Cタイヤなどを組み合わせることによって快適性にも優れ乗りやすく、ロングライドも快適にできるオールラウンドな感じに仕上げられていると思いました。

最後に耐久性についてですが、1年間で約24,000㎞程度、内訳としては毎日100㎞の朝練で雨の日にも乗ったり、毎週レースペースのチーム練というように散々ハードに走り倒してきましたが、この使用条件においても故障等は無く、フレームやホイールの剛性低下やヘタリなども全く感じられないことを考えると、耐久性としては非常に高いと思いました。

今流行りのエアロディスクロードは各社がいろいろ出してきていますが、YOELEO R12とSpecializedのVenge、TREKのMADON、ピナレロのF12、LOOKの795等を乗り比べてみた感想としては、それぞれに乗り味は違うものの自分が得意とする平坦基調のステージにおいて戦闘力的には全く遜色が無く十分これらと闘えるマシンだと思いました。どれも100万程度もする高級マシンですが、それに相応する戦闘力のマシンをこの低価格でR12が実現しているところは高く評価できるのではないかと思います。

 

齋木雅洋

2020年12月14日

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